乳がんは、患者さまご自身が主治医の先生にもなかなか尋ねづらいご質問を、たくさん抱かせるご病気でございます。ここでは、よくいただくご質問について、心を込めてお答えいたします。
「胸を残すことはできるのでしょうか?」
それは、がんの種類や進行度によって変わってまいります。腫瘍切除術(部分的な切除)が可能な場合も多くございます。乳房切除術(全切除)が必要となることもございます。主治医の先生が、ご状況に合わせた選択肢をていねいにご説明くださいます。
「乳がんの後でも、子どもを授かることはできるのでしょうか?」
多くの女性にとって、はい、可能でございます。妊孕性の温存については、治療を始める前にご検討いただけます。最初の段階から、医療チームの先生方にぜひお話しください。
「性生活に変化はあるのでしょうか?」
治療によって、一時的に性的欲求や心地よさに影響が出ることがございます。これは自然なことであり、多くの場合一時的なものでございます。心理性科学的なサポートをはじめ、さまざまなご支援がございます。
「髪は抜けてしまうのでしょうか?」
すべての治療が脱毛を引き起こすわけではございません。化学療法ではしばしば見られますが、必ずというわけではございません。一般的には、治療の終了から数ヶ月後に再び髪が生えてまいります。
「乳房切除術の後、シルエットを取り戻すために何ができますか?」
いくつかの選択肢がございます。外科的な乳房再建術、外付けプロテーゼ、医療アートメイク、そして The Nipples Lab のような乳頭プロテーゼでございます。これらの選択肢は、お一人おひとりのお気持ちと歩みに合わせて組み合わせてご利用いただくことが多くございます。
